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車検
ところで車検代とは、1.諸費用(自動車重量税や自賠責保険など)、2.検査費用(保安基準を満たしているか、各所を点検する費用)、3.点検整備費用(保安基準を満たすために必要な費用)の合計である。車検代の内訳をみれば、安くできるところは点検整備費用しかなく、交換部品を減らすか、工賃を安くするしかない。
工賃を安くすれば、社員の給料を安くせざるをえないだろう。それでもモチベーションを維持して懸命に働く社員や、一流の技師が、そこにいるのだろうか。一般的に否であり、そのような整備工場は、信頼性に欠けると予想される。
となれば、交換部品を少なくするしかない。検査対象外の部品は一切交換しない。検査対象の部品が劣化・消耗していても、ギリギリ基準内であれば交換しない。これは、違法でなくても、己の命をより危険に晒すことである。
学生時代の私は、貧乏なため己の命を危険に晒す選択をし、必要最低限の部品しか交換しなかった。そしてある冬の朝、エンジンをかけると、どこかのベルトが切れてセルモーターが虚しく空転するだけになってしまった。整備工場に電話して修理にだしたが、引き取りにきた整備士さんが、「どえらいところが切れとるなぁ。走行中だったらやばかったなあ」と怖いことを呟いた。
それ以来、私は車検代が高くてもオートテラスや、トヨペット、スバルなど、正規の販売店で車検を受けることにしている。さすがに、餅は餅屋である。車検に関係のない部品でも、安全上交換したほうが好ましい異常があれば、電話してきて交換を勧めてくれる。向こうも商売だから、当然といえば当然である。異常を見つけて部品交換すればするほど、会社も儲かるし給料もUPする。その分こちらは安全を得られるので、多少高くなっても私は満足である。ウォッシャー液やワイパーゴムなど、自分たちで簡単にできる物も勧めてくるが、それはこちらで判断して断ればいいだけのことだし。
第一、プレオ ネスタでの一件などで、正規販売店しか信用できなくなったから。
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